ホンダは5日、F1からの撤退を発表。チームについては、売却を検討していることがあきらかにされた。売却先としては、チームのエンジニアたちが良い形で継続できることを重視するとした。
スタッフの数は、Honda Racing F1 Teamが約700名、イギリスでエンジン供給を行うHonda Racing Development Ltd.は約40名。
チームのスタッフについては、今回の発表前に、ロス・ブラウン代表を通して説明を行なったという。ロス・ブラウン代表にはホンダの状況を理解してもらったとしている。
なお、チームは売却が成功したとしても、ホンダが撤退してしまう以上、搭載するエンジンは新たに作られることはない。モータースポーツ担当の大島裕志常務執行役員は「新たなエンジンは作らない」と断言、今あるエンジンだけではフルシーズン戦えるだけの数がないことも明らかにした。