いすゞ、井田会長が代表権を返上…只木副社長が後任に

自動車 ビジネス 企業動向

いすゞ自動車は、2月9日付けで、井田義則代表取締役会長が代表権を返上すると発表した。代わって只木可弘副社長が代表権を持つ。

井田会長は、業績が悪化していた同社の再建に手腕を発揮、再建が軌道にのるとともに社長ポストを細井氏に譲り、会長に退いたものの、GMやトヨタ自動車と太いパイプを持つことから、事実上の「院政」を敷いていたと見られる。
 
しかし、同社の業績が下降線をたどる中、トヨタ、GMともに業績が悪化しており、井田氏は経営の一線から退く。
 
只木氏は横浜国立大工学部卒業後、同社に入社し、産業エンジン設計部長やパワートレイン商品企画室を担当するなど、主にエンジン系統の技術開発畑を歩んできた。2000年に取締役に就任、2007年に副社長に就任した。
 
今後、代表権を持つとともに、営業本部長に就き、品質保証部門も担当する予定だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る