【フェラーリ SP1】50年ぶりの引渡し式

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【フェラーリ SP1】50年ぶりの引渡し式
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エピローグ

約2年の歳月をかけて製作されたフェラーリSP1は、細部に至るまで極めて高い精度で丁寧に仕上げられている。50年前に貴族の注文に最高の技で応えたビスポーク(好みであつらえ)フェラーリの伝統は、今の時代に進化を遂げて継承されている。

フェラーリ社は08年夏、オフィシャル誌『フェラーリマガジン』に、今後の新しい経営戦略の一環としてビスポーク部門を設けると発表している。平松の熱意がフェラーリを動かし、結果としてフィオラバンティ・スタジオとのコラボレーションの成功によって、モンテゼモロ会長に新たなビジネスの可能性を感じさせたに違いない。

クルマ好きの資産家にとって夢のワンオフ・フェラーリが入手し易くなったのだ。こうしたカタチでクルマ文化に貢献するという贅沢! すばらしいことではないだろうか。次に続く勇気ある方を期待する。
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《荒川健》

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