【BMW X3】ロングセラーの秘訣は? ライバル車をどう見る?…製品担当に聞く

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【BMW X3】ロングセラーの秘訣は? ライバル車をどう見る?…製品担当に聞く
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コンセプトにブレがない

----:BMWのX5から始まった“SAV”(スポーツ・アクティビティ・ビークル)というカテゴリーですが、このカテゴリーに新車種を投入したことの成果はどうでしょうか。

佐藤:Xシリーズモデルの投入によってお客様の選択幅が広がりました。BMWのDNAである走りの良さはもちろん、使い勝手に優れ、xDriveによるオンでもオフでもダイナミックな走行性能を実現しています。また、新しいお客様にブランドを知って頂く機会が多くなっていると思います。

----:顧客満足度といえば、レスポンス上でおこなうアンケートでも、BMWは “次に乗りたいブランド”の上位の常連になっています。

佐藤:先ほど“BMWは日本の市場を考えてクルマ作りをしている”と申し上げましたが、常に魅力的な商品力を維持できるようアップデートしています。特に2006年に実施したフェイスリフトでは、エンジン変更や足回りの変更の他、内外装の質感向上といったお客様のニーズを反映した改良を随所に施しています。

----:“駆けぬける歓び”は長年BMWのキャッチフレーズとして定着していますね。

佐藤:BMWの魅力の根本はやはり“走り”にあります。セダンやツーリングだけでなく、X3やX5、さらにX6と言ったバリエーションを展開しても、“駆けぬける歓び”というブランド訴求テーマは不変です。時代を経ても、そして車両のバリエーションが広がってもコンセプトにブレがない。ロイヤリティの高さはこうしたBMWの姿勢がお客様にもご理解いただいていることの現れだと思います。

----:ということはX3であっても、走行性能に対するこだわりは決しておろそかではない、と。

佐藤:それは断言できます。4WDという駆動方式であっても、ドライバーの意図した走りを追求しています。また、4WDシステムのxDriveは、基本メカニズムは3シリーズ/5シリーズそしてXシリーズにおいても同一です。たとえクルマを3シリーズセダンからX3に乗り換えたとしても、“やっぱりBMWだね”とはっきり感じていただけると思います。

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《北島友和》

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