【BMW X3】ロングセラーの秘訣は? ライバル車をどう見る?…製品担当に聞く

自動車 ニューモデル 新型車
【BMW X3】ロングセラーの秘訣は? ライバル車をどう見る?…製品担当に聞く
【BMW X3】ロングセラーの秘訣は? ライバル車をどう見る?…製品担当に聞く 全 20 枚 拡大写真

コンセプトにブレがない

----:BMWのX5から始まった“SAV”(スポーツ・アクティビティ・ビークル)というカテゴリーですが、このカテゴリーに新車種を投入したことの成果はどうでしょうか。

【画像全20枚】

佐藤:Xシリーズモデルの投入によってお客様の選択幅が広がりました。BMWのDNAである走りの良さはもちろん、使い勝手に優れ、xDriveによるオンでもオフでもダイナミックな走行性能を実現しています。また、新しいお客様にブランドを知って頂く機会が多くなっていると思います。

----:顧客満足度といえば、レスポンス上でおこなうアンケートでも、BMWは “次に乗りたいブランド”の上位の常連になっています。

佐藤:先ほど“BMWは日本の市場を考えてクルマ作りをしている”と申し上げましたが、常に魅力的な商品力を維持できるようアップデートしています。特に2006年に実施したフェイスリフトでは、エンジン変更や足回りの変更の他、内外装の質感向上といったお客様のニーズを反映した改良を随所に施しています。

----:“駆けぬける歓び”は長年BMWのキャッチフレーズとして定着していますね。

佐藤:BMWの魅力の根本はやはり“走り”にあります。セダンやツーリングだけでなく、X3やX5、さらにX6と言ったバリエーションを展開しても、“駆けぬける歓び”というブランド訴求テーマは不変です。時代を経ても、そして車両のバリエーションが広がってもコンセプトにブレがない。ロイヤリティの高さはこうしたBMWの姿勢がお客様にもご理解いただいていることの現れだと思います。

----:ということはX3であっても、走行性能に対するこだわりは決しておろそかではない、と。

佐藤:それは断言できます。4WDという駆動方式であっても、ドライバーの意図した走りを追求しています。また、4WDシステムのxDriveは、基本メカニズムは3シリーズ/5シリーズそしてXシリーズにおいても同一です。たとえクルマを3シリーズセダンからX3に乗り換えたとしても、“やっぱりBMWだね”とはっきり感じていただけると思います。

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 続きを読む

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る