ソニーとセイコーエプソン、液晶ディスプレイ事業で提携

自動車 ビジネス 企業動向

ソニーとセイコーエプソンは、エプソンの中・小型液晶ディスプレイ事業をソニーへ一部売却することを含めて中・小型液晶ディスプレイ事業分野で提携することで合意した。今後、法的拘束力を持つ契約を6月末に締結することを目標に、両社で協議する。

中・小型液晶ディスプレイ事業を推進するエプソンの子会社であるエプソンイメージングデバイスは、事業構造改革を進める一方で、アモルファスシリコンTFT液晶と低温ポリシリコンTFT液晶の技術をもとに、高精細、広視野角技術など、独自の技術を培いながら商品ポートフォリオの転換を図ってきた。

ソニーとの提携により、エプソンイメージングが持つ液晶技術やアモルファスシリコンTFT液晶の生産力を活用、より幅広い顧客ニーズに対応する。

ソニーは、中・小型液晶ディスプレイ事業に関して、低温ポリシリコンTFT液晶に重点を置いており、開発・商品化を加速させるため、ソニー内の事業リソースを子会社であるソニーモバイルディスプレイに集約、開発・設計・製造一体となったオペレーション体制に変更し、事業体質の強化に向けた取り組みを行うことを決定している。

これに加え、今回の提携を通じ、エプソンの持つ幅広い液晶技術、特に、エプソンイメージングの持つアモルファスシリコンTFT液晶の技術力、商品設計力、生産力などを取り入れることで、中・小型液晶ディスプレイ事業の競争力強化を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る