日本ミシュランタイヤは、5月20日に、オフロードトライアル競技用二輪タイヤ「ミシュラン・トライアル・コンペティション・ライト」のリア用サイズを全国でオープン価格にて発売する。フロント用サイズは年内に発売。
トライアル・コンペティション・ライトは、2008年全日本トライアル選手権のチャンピオン装着タイヤである従来品「トライアル・コンペティション」の改良版だ。
タイヤに求められる諸性能を維持したまま、軽量化することを目標に開発した。リア用タイヤには軽量化と同時にサイドウォールの剛性向上と接地面の柔軟性向上を実現するため、新たな内部構造を採用した。これにより接地面積が広がり、泥濘地など軟弱路面でのバンク時でもグリップ力を発揮できるようになった。また、柔軟な接地面は、岩などの大きな障害物を包み込むようにグリップし、走破性向上に貢献する。
フロント用タイヤには、新たな構造を持ったビード部を採用、従来品同等のタイヤ重量を維持しながらタイヤのリムへの密着性を高め、障害物上でも正確な操作をできるようにした。
トレッドパターンとコンパウンドに関しては、従来品と同じである。