日野自動車は11日、路線バス『ブルーリボンII』のハンドルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2004年12月20日-2007年8月7日に製作された708台。
タイヤの切角が不適切なため、スタッドレスタイヤを装着してハンドルを最大限まで切った状態で段差を通過した場合、もしくは車高が高い状態で走行した場合、タイヤがドラッグリンクと接触し、接触部分に錆が発生してリンクが破損、操舵できなくなるおそれがある。
全車両、コーションラベルを運転席近傍に貼付する。接触するおそれのあるタイヤおよびディスクホイールを装着している車両は、切角ストッパを調整する。ドラッグリンクに接触痕がある場合は、新品と交換する。
不具合発生はなく、他社からの情報でわかった。事故は起きていない。