MINI エントリーグレードにクリーンディーゼル搭載

自動車 ニューモデル 新型車
MINI エントリーグレードにクリーンディーゼル搭載
MINI エントリーグレードにクリーンディーゼル搭載 全 3 枚 拡大写真

BMWグループのMINIは2日、欧州仕様の『MINI』に新グレードの『ワンD』を追加した。欧州複合モード燃費25.64km/リットル、CO2排出量104g/kmという環境性能の高さが売りだ。

【画像全3枚】

現行MINIのディーゼルは『クーパーD』の1グレードのみ。ところが、欧州ではディーゼルの人気が高い。そこでMINIは、ガソリン車で好評のエントリーグレード『ワン』にも、ディーゼルを設定することにした。

ワンDの直噴1.6リットル直4ターボディーゼルは、クーパーDのエンジンをデチューンしたもの。最大出力は90ps/4000rpm、最大トルクは21.9kgm/1750rpmと、クーパーDよりも20ps、2.6kgm低い。

しかし、環境性能はMINIのラインナップ中、最も優秀。欧州複合モード燃費は25.64km/リットル、CO2排出量は104g/kmを誇る。6速MTとの組み合わせで、0‐100km/h加速11.5秒、最高速182km/hと、実用面でも過不足はない。

高い環境性能を実現している技術が、最新のコモンレールダイレクトインジェクション、ディーゼルパーティキュレートフィルター、可変ターボジオメトリー、軽量アルミ構造などだ。さらに、BMWの「エフィシエントダイナミクス」思想に基づき、アイドリングストップ、エネルギー回生ブレーキ、シフトアップインジケーターなどを採用。高い燃費性能とクリーンな排出ガス性能を両立した。

MINIワンDは、欧州では9月から販売がスタート。ディーゼルとはいえ、MINI特有の「ゴーカート感覚」のハンドリングは健在である。多くの顧客に支持されそうなエントリーグレードだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. 12/12【無料・オンラインセミナー】SDVとAIが変えるクルマとクルマ作り~欧州vs日本のクルマの今と未来~
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  5. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る