ボルボ・カーズ・ジャパンは8日、『XC70』、『V70』、『S80』3車種の原動機に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年2月12日から同年12月3日に輸入された570台。
原動機の冷却ファン制御モジュールのプログラムが不適切なため、冷却ファン制御信号が正しく処理されず、冷却ファンが作動しない場合があり、原動機の水温異常によりエンジン警告灯が点灯し、オーバーヒートで走行不能となるおそれがある。
全車両、冷却ファン制御モジュールを正しいプログラムが書き込まれた対策品と交換する。
不具合発生件数は3件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。