パブコは23日、三菱ふそう『キャンター』、日野『デュトロ』、日産『アトラス』、マツダ『タイタンダッシュ』、いすゞ『エルフ』、トヨタ『ダイナ』など計9車種の荷台後部ドアに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2003年5月6日 - 07年11月29日に製作された3101台。
はね上げ式の荷台後部ドアとその開閉補助装置(ドアバランサ)のブラケット固定部で使用しているナットが、正規品のナット(緩み止め機能付き)でない異品のナットがとりついている可能性があり、ナットが緩んで脱落し、ブラケットがドアから外れ、ドアが開き状態に保てなくなって急に閉じてしまうおそれがある。
不具合発生件数は9件で、市場からの情報で発見した。軽傷事故が1件起きている。