【VW シロッコ 試乗】2.0TSIがオススメ…岡本幸一郎

試乗記 国産車
【VW シロッコ 試乗】2.0TSIがオススメ…岡本幸一郎
【VW シロッコ 試乗】2.0TSIがオススメ…岡本幸一郎 全 5 枚 拡大写真

昔の『シロッコ』と同じく、『ゴルフ』なみの実用性を持ちつつ、視覚的や走行感覚でもスポーティに演出したというクルマがシロッコだ。  

【画像全5枚】

同じエンジンを搭載するグレードで比較すると、ゴルフよりも80万円高いというのは、日本に持ち込まれたからには妥当なところかもしれないが、もう少し安くてもよかったという気もするところではある。  

シロッコのドライブフィールは、「ゴルフVI」の持つ良さをベースに、ゴルフが持つバランスを崩してでもスポーティな感覚を与えたように感じられる。まとまり具合でいうとゴルフVIのほうが上だが、そのままシロッコにしてもつまらないだろうから、これでいいと思う。  

どうこういってもスタイリングこそ命のクルマであり、「クーペ」と呼ぶにはちょっと無理があるような気もするところだが、たしかにスポーティかつユニークで、不思議な存在感を持っている。あまり見かけることはないかもしれないが、街で見ると非常に印象に残るはずだ。  

まもなく登場する「ゴルフGTI」のほうが実用性は高いだろうから、このクルマを購入の選択肢に入れるかどうかというのは、やはりスタイリングの好みにかかっていると思う。そもそもこのクルマがあえて存在するのは、ゴルフとのデザインの差別化にあるわけで……。

1.4リットルでも充分楽しめるが、せっかくシロッコを選ぶのであれば、よりパワフルで、出来のよい足まわり「アダプティブシャシーコントロール“DCC”」の付く2リットルのほうをオススメしたい。55万円の価格差を補って余りある差があると思う。  

■5つ星評価 
パッケージング:★★★ 
インテリア/居住性:★★★★ 
パワーソース:★★★★ 
フットワーク:★★★★ 
オススメ度:★★★ 

岡本幸一郎|モータージャーナリスト 
1968年富山県生まれ。学習院大学卒業後、自動車メディアの世界へ。自動車情報ビデオマガジン、自動車専門誌の記者を経て、フリーランスとして活動を開始。最新モデルからヒストリックカー、カスタマイズ事情からモータースポーツ、軽自動車から輸入高級車まで、幅広い守備範囲を自負する。現在は WEB媒体を中心に執筆中。「プロのクルマ好き」として、常に読者にとって役に立つ情報を提供できるよう心がけている。

《岡本幸一郎》

岡本幸一郎

1968年、富山県生まれ。学習院大学を卒業後、自動車情報映像の制作や自動車専門誌の編集に携わったのち、フリーランスのモータージャーナリストとして活動。幅広く市販車の最新事情を網羅するとともに、これまでプライベートでもスポーツカーと高級セダンを中心に25台の愛車を乗り継いできた経験を活かし、ユーザー目線に立った視点をモットーに多方面に鋭意執筆中。日本自動車ジャーナリスト協会会員。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウス』の車名が消える? “ハイブリッドの象徴”が迎えた転換期
  2. ブラバス創業者の名を付した『BODO』に「カブリオレ」、1000馬力V12ツインターボ搭載…最高速360km/h
  3. 生活道路30km/h施行、どう見分ける? 6割が「わからない」…東京海上ダイレクト調査
  4. マツダ『CX-3』存続が確定! 12年ぶり刷新へ、2027年登場の次期型デザインを大予想
  5. ホンダ・日産「遅きに失する」合意、交渉2年半、次世代車搭載技術の共通化を正式発表[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る