新日本石油は、今年3月に閉鎖した名古屋市南区元塩町のサービスステーション「Dr.Drive北頭店」の跡地で土壌・地下水の汚染状況を自主調査した結果、名古屋市条例が定める基準値を上回るベンゼンが検出されたと発表した。
9月16日に「自主土壌汚染等調査結果報告書」を名古屋市に提出した。土壌調査では、25か所調査したうち、2か所で、最大で基準値の22倍のベンゼンが検出された。地下水では24か所調査したうち、3か所で最大で基準値の260倍のベンゼンが検出された。
同社では今後、名古屋市の指導を受けながら確実に浄化作業を実施するとしている。