【フランクフルトモーターショー09】R8スパイダー…妥協しないV10とカーボンボディ

自動車 ニューモデル モーターショー
【フランクフルトモーターショー09】R8スパイダー…妥協しないV10とカーボンボディ
【フランクフルトモーターショー09】R8スパイダー…妥協しないV10とカーボンボディ 全 9 枚 拡大写真

アウディ『R8スパイダー』。すでにご存じの人も多いだろうが、この車はただのオープン2シーターのスポーツカーではない。フランクフルトモーターショーで一般公開されたこの車は、スタイルだけでなく、レーシングカー並みのスペックを持っている。

【画像全9枚】

エンジンは5.2リットルのV10エンジンがミッドマウントされる。最大出力は386kW/8000rpm(525hp)、最大トルクは530Nm/6500rpmで、0-100km/h加速は4.1秒。そして駆動方式は「クワトロ」フルタイム4WDだ。通常はオープントップだが、高速走行にも耐えるソフトトップの開閉は、50km/h以下なら全自動で行える。ボディシェルにはふんだんにカーボン素材を使っており、マグネシウム合金のエンジンフレームなど、ボディだけの重さなら216kgしかないという。

オプション設定のRトロニックトランスミッションは、ノーマルモードとスポーツモードを備え、シフト操作はジョイスティックかステアリングのパドルで行うタイプとなっている。タイヤサイズはフロント235/35、リアが295/30となっており、ブレーキはフロントが8ポッドキャリパー、リアが4ポッドキャリパーのタイプがそれぞれ搭載される。オプションでカーボンセラミックのブレーキディスクの設定もある。

変わった装備では、シートベルト内蔵マイクだ。これはシートベルトにフラットマイクが3つ装備され、さらにフロントウィンドのフレームに4つめのマイクもセットされ、携帯電話などのハンズフリー通話を可能にしてくれるそうだ。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 3輪電動モビリティ「Raptor」、新デザインモデル初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る