EVメーカーのテスラ、700台目をデリバリー

自動車 ビジネス 企業動向
EVメーカーのテスラ、700台目をデリバリー
EVメーカーのテスラ、700台目をデリバリー 全 8 枚 拡大写真

米国テスラモータースは9月15日、フランクフルトモーターショーにおいて、EVスポーツカーのテスラ『ロードスター』の累計販売台数が、700台に到達したことを明らかにした。

【画像全8枚】

テスラロードスターは、2006年7月に初公開。ロータス『エリーゼ』をベースに開発したスポーツカーで、最大の特徴は電気モーターのみで走行するEVスポーツという点だ。

ミッドシップに置かれる強力なモーターは、最大出力250ps、最大トルク38.2kgmを発生。軽量なエリーゼをベースにしたことで、車重は1220kgに抑えられ、0 ‐ 96km/h加速3.9秒、最高速200km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

2次電池はリチウムイオンバッテリーで、急速チャージャーを使えば約3.5時間で充電可能。最大航続距離は393kmを確保した。テスラロードスターの米国でのベース価格は12万8500ドル(約1175万円)で、2008年から納車が開始されている。

また、テスラモータースは6月25日、英国ロンドンに欧州第1号店をオープン。9月17日にドイツ・ミュンヘンに欧州2号店が開業し、年内にはモナコにもディーラーを置く予定だ。すでにロードスターは、英国、スイス、フランス、オーストリア、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、スペイン、モナコ、スウェーデンの顧客に納車されたという。

テスラモータースのイーロン・マスクCEOは、フランクフルトモーターショーのプレスカンファレンスにおいて、「欧州での販売は順調。ポルシェ『911』やアウディ『R8』などと比較する顧客も多い」と、自信たっぷりに語った。なお記念すべき700台目のキーは、イーロン・マスクCEOからドイツ・ボン在住のロースクール学生、Lennart Hennig氏に手渡されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る