9月30日朝、静岡県小山町内の東名高速道路下り線を走行中のワゴン車が路外に逸脱。道路左側のガードレールに衝突し、その弾みで横転する事故が起きた。この事故で後部座席の同乗者1人が車外放出で死亡。運転者を含む2人も軽傷を負っている。
静岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは9月30日の午前7時40分ごろ。小山町小山(N35.21.4.5/E139.0.32.4)の東名高速下り線・右ルートを走行中のワゴン車がカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。道路左側のガードレールに衝突した。
クルマは衝突の弾みで横転。後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた36歳の男性が車外に投げ出され、全身強打でまもなく死亡。運転していた28歳の男性と、助手席に同乗していた28歳の男性も打撲などの軽傷を負った。
現場は片側2車線で、緩やかな右カーブ。事故を起こしたクルマは貨物車で、死亡した男性が着座していた後部座席は簡易型。シートベルト自体が設置されていなかったようだ。