リチウムイオン電池搭載のハイブリッドフォークリフト、三菱重工が発売

自動車 ビジネス 国内マーケット

三菱重工業は5日、エンジン式で世界初となる荷役性能4.0 - 5.0tのディーゼルエンジン式ハイブリッドフォークリフト『GRENDiA EX ハイブリッド』を国内向けに販売開始した。

同社独自のリチウムイオン電池と高効率モーター、新排ガス規制をクリアしたクリーンな小型ディーゼルエンジンを組み合わせたハイブリッドシステムで、高い環境・燃費性能を実現した。燃費削減率は従来比39%としている。
 
リチウムイオン電池搭載のハイブリッドシステムは、走行系にシリーズ・パラレル方式、荷役系にパラレル方式をそれぞれ採用し、リチウムイオン電池のほか、ディーゼルエンジン、2台の誘導モーター、インバーターなどで構成する。
 
シリーズ・パラレル方式と高出力のリチウムイオン電池を採用することで、同等の性能を確保しながらエンジンを小型化、大幅な燃費低減を実現したほか、排気量も従来比3分の2に抑えてCO2を削減する。
 
同社はリチウムイオン電池の本格量産に向け現在準備を進めているが、今回のハイブリッド車は、この同社製電池を搭載した初の製品となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  2. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  3. スバル『BRZ』、2026年モデルを米国発表…価格据え置きで2026年初頭発売へ
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る