【COTY09-10 選考コメント】燃費競争を反映…日下部保雄

自動車 ビジネス 企業動向
大賞:トヨタ プリウス(東京モーターショー09)
大賞:トヨタ プリウス(東京モーターショー09) 全 4 枚 拡大写真

選考結果は今年も時代を反映したクルマが選定され、妥当なところに落ち着いたと思います。下馬評どおりの『プリウス』のイヤーカーだったとは言え、同じハイブリットでもシステムのシンプルな『インサイト』の大健闘、ハイブリットではないけどガソリンエンジンとトランスミッションの効率化で燃費を改善した『ゴルフ』の躍進など、まさに燃費競争を反映した今年のCOTYでしたね。

[COTY09-10 ノミネート車]

『アクセラ』のアイドルストップも優れたシステムだし、メルセデス『Eクラス』の「ブルーエフィシエンンシー」、1.8リットルの4気筒ターボなんてこれまでのEクラスでは考えられなかった…燃費の改善は一昔前とは桁違いに向上しています。

モストファンの『フェアレディZ』やアルファロメオ『ミト』など運転する楽しみを持ったクルマがキチンと評価されているのも嬉しいし、まだ法人向けリース販売とはいうのがひっかるけど初の量産EVである『i-MiEV』のアドバンスドテクノロジーはまったく妥当です。ベースの『i』もデビュー時に同じ賞を取っており、このクルマのコンセプトや先進性が再評価されたのも個人的には嬉しい。

『レガシィ』のベストバリューは改善された水平対抗エンジンに縦置きCVTなどに価値を認めたということですね。『XC60』だってプリクラッシュセーフティはなかなかのものです。と言うわけで今年もいろいろ面白かったです。

日下部 保雄|モータージャーナリスト/セイフティドライビングインストラクター/テスト・研修業務会社運営
1949年12月28日生まれ。東京都出身。大学時代よりモータースポーツの魅力に取り付かれ、ラリー/レースに参戦。全日本ラリー/全日本ツーリングカー選手権、海外ラリー/レースで活躍、数々のタイトルを得る。またテストドライバーとしても開発評価を行なう。これら活動と並行して、モータージャーナリストとして70年代後半より活動を始め、専門誌をはじめTV、ラジオ、Webなどに多数寄稿。30年以上のキャリアを積む。また安全で楽しいドライビングを目指してドライビングスクールも主宰する。2005年より日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長。

《日下部保雄》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  2. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  3. キッザニア監修「Out of KidZania in かりや」、愛知県刈谷市で10月18日開催…パズルカー製作など26種の仕事体験
  4. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  5. 日産『フェアレディZ NISMO』に改良新型、6速MT追加…GT-R譲りのブレーキも採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
ランキングをもっと見る