GM、バンクーバー五輪に4600台提供…燃料電池車など

自動車 ビジネス 海外マーケット
エクイノックス燃料電池仕様車
エクイノックス燃料電池仕様車 全 4 枚 拡大写真

GMカナダは26日、2010年2月に開催される「2010バンクーバー冬季オリンピック」に、燃料電池車やプラグインハイブリッド車など、合計4600台を提供すると発表した。

GMはバンクーバーオリンピックの公式スポンサー。選手や大会関係者の移動用に、4600台の車両を提供する。その核となるのが、シボレーのクロスオーバー、『エクイノックス』の燃料電池仕様車だ。

同車は2006年秋に初公開。GMとしては4世代目の燃料電池システムを採用する。モーターは最大出力128psで、700気圧の水素タンクを3個搭載し、最大航続距離320kmを実現。0-96km/h加速12秒以内、最高速160km/hの実用性も備えている。

GMは2007年11月から、同車を使用した大規模実証実験を米国内3都市でスタート。実験には115台のエクイノックスを使い、5000名以上の一般市民が参加している。

GMはバンクーバー5輪に「シボレー」「ビュイック」「GMC」「キャデラック」の各ブランドから4600台を提供。GMは「そのうち30%以上は、エクイノックスやプラグインハイブリッド車の『ボルト』になる」と説明している。オリンピックを最大限利用して、環境対応車のアピールに力を入れる方針だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る