昭和シェル石油は、グループ4製油所の10 - 12月期の原油処理量を870万キロリットルとし、国内向けの減産を継続する。
国内のガソリン需要は、依然として低迷しており、内需向けの原油処理量を前年同期比3%減の742万キロリットルとする。輸出数量は同35%増の128万キロリットルとすることで対応する。
同社は国内需要の低迷に対応して過剰な在庫を削減するため、減産を継続しており、内需向けの原油処理量は一昨年の10 - 12月期と比べて16%減となる。
今後、国内外の市況や需要動向を見ながら、生産量の調整について検討するとともに、石製品の出荷が安定供給に支障をきたさないようにしていくとしている。