【新聞ウォッチ】取材カートは暴走、観光バスは全焼、求められる安全

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年11月30日付

●2次補正で円高株安対策、首相、日銀に協力要請へ(読売・1面)

●環境税「拙速だ」産業界懸念、家計も負担増加(読売・7面)

●川崎重工8億円所得隠し、国税指摘、米・子会社に利益計上(読売・36面)

●TBSカート暴走、女性4人けが、遼選手ら取材中(朝日・39面)

●トヨタ、来年「販売150万台」国内目標、後半の回復見込む(産経・2面)

●社説:トヨタ車改修、「安全」見直す契機に(東京・5面)

●熊本の九州道、観光バス全焼、けが人なし(東京・27面)

●車の窓用素材、ガラスより3割軽く、帝人 トヨタ車が採用(日経・1面)

●内閣支持率68% 景気政策「評価せず」57%本社世論調査(日経・1面)

●社説:トヨタを揺さぶる安全問題(日経・2面)

●超電導モーター、電気自動車向け開発加速(日経・12面)

ひとくちコメント

暴走事故を起こしたのはフロアマットによる『レクサス』ばかりではなかった。

男子ゴルフツアー「カシオワールドオープン」最終日、高知県の「Kochi黒潮カントリークラブ」では、石川遼選手らを取材していたTBSのスタッフが乗ったカートが暴走し、観戦中のギャラリーに突っ込み、女性4人をはねた。

このうち30歳代の女性は、カートの下敷きになったまま約10m引きずられ、顔の骨を折るなど重傷を負ったという。「石川選手ら取材中カート、観衆に突入女性重傷」(東京)など、きょうの各紙が社会面で大きく報じている。低速のカートでもハンドル操作を誤れば“走る凶器”になる。運転する人は細心の注意を払わなければならない。

一方、熊本県の九州自動車道では、走行中の観光バスが車体後部から出火、全焼したという。けが人がいなかったのは不幸中の幸いだが、バスは三菱ふそうトラック・バスの1989年製で、9月30日に点検したが、異常はなかったという。今のところ出火の原因は不明だが、ドライバーにもクルマにも最も求められるのは「安全」である。そのことをもう一度、肝に銘じてほしい。

《福田俊之》

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