[動画]GMの「静かすぎる」HV/EV対策

エコカー EV
EVやハイブリッド車の走行音が静かなことに起因する歩行者衝突事故を想定した実験
EVやハイブリッド車の走行音が静かなことに起因する歩行者衝突事故を想定した実験 全 6 枚 拡大写真

GMは、NFB(全米視覚障害者擁護団体)のメンバーをGMの研究施設に招き、モーターで動くEVやハイブリッド車の走行音が静かなことに起因する歩行者衝突事故を想定した実験を行った。

[スクリーンショットと動画リンク]

この実験は、GMのミシガン州ミルフォード・プルービンググラウンドで実施。NFBの会員が2010年末に発売予定のGMのプラグインハイブリッド車、シボレー『ボルト』の走行音を体験した。

注目すべきは、GMが開発した「ペデストリアン・フレンドリー・アラートシステム」だ。これは低速走行時、車両のセンサーが前方に人物を検知すると、自動的に警告音とライトのパッシングで注意を促すシステム。「フレンドリー」と名づけられているように、映像からは視覚障害者を驚かせることのないような音量/音質の警告音を発しているのが確認できる。

GMは2010年末のボルト投入時までに、「ペデストリアン・フレンドリー・アラートシステム」に改良を加え、標準装備する計画。日本では国土交通省が、ハイブリッド車に「エンジン擬似音発生装置」の取り付けを義務付ける方針だが、GM方式と、どちらがスマートだろうか。

実験の映像は、動画共有サイトで公開されている。

《森脇稔》

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