GMヘンダーソン社長兼CEOが辞任

自動車 ビジネス 企業動向
ヘンダーソン前CEO
ヘンダーソン前CEO 全 2 枚 拡大写真

GMは1日、フリッツ・ヘンダーソン社長兼CEOが辞任すると発表した。当面、ウィッテーカー会長がCEO職を兼務する。

GMは今年3月、業績不振の責任を取って辞任したリック・ワゴナー会長兼CEOの後任として、社長兼COOのフリッツ・ヘンダーソン氏を指名。その後、5月31日には連邦破産法11条の適用を申請し、GMは事実上、経営破たんした。しかし、ヘンダーソン社長兼CEOの元で40日間というスピード再建を果たし、再出発を切った。

GMはヘンダーソン社長兼CEOの辞任理由を明らかにしていないが、引責辞任との見方が有力。オペル売却を巡る迷走、サターンとサーブの両ブランド売却失敗など、新生GM発足後の経営再建が進んでいないことに対する責任を取ったと見られる。

後任人事は決定しておらず、当面はウィッテーカー会長がCEO職を兼務。ウィッテーカー会長は「ヘンダーソン氏の業績に敬意を表したい。後任人事については、早急に決定する」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る