年末年始の高速道路1000円、異論9割でも原案通り

自動車 社会 行政

国土交通省と高速道路保有・債務返済機構、高速道路会社4社は4日、年末年始の高速道路料金割引について、年末の12月26日(土)と27日(日)については、物流への影響を考慮し、乗用車上限1000円などの休日割引は適用しないことを決めた。一方、1月4日(月)、5日(火)については、正月の交通を分散するために休日割引を適用する。

機構と4社は11月10日から19日までの10日間、インターネットで意見募集を行ったが、年末の割引について、原案に賛成した意見は全体の12%に過ぎず、36%が「26日、27日を休日扱いとすべき」、52%が「26日、27日以外にも割引を拡大すべき」と答え、意見を寄せた人のうち9割近くが異論を唱えた。

一方、正月の4日と5日を休日扱いとしたことに対しては、52%が賛意を示したが、33%が「平日扱いのままとすべき」と答えた。

年末の土日平日扱いに異論が多かったにも関わらず原案通りの割引日程としたことについて国交省では「パブコメの意見が必ず反映されるとは限らない」(道路局有料道路課)と話している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る