米国ケプラーモータースは16日、ドバイ国際モーターショーにおいてスーパーカー、『モーション』を発表した。動画共有サイトでは、そのPR映像が公開されている。
モーションは、ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車。ミッドに置かれるエンジンは、フォード『トーラスSHO』用の直噴3.5リットルV6ツインターボ「エコブースト」をチューニングしたもので、最大出力550psを発生する。
フロントには最大出力250psのモーターを搭載。2次電池は、リチウムイオンバッテリーだ。エンジンとモーター合わせたトータル出力は800ps。エンジンが後輪、モーターが前輪を駆動する4WDである。
モノコックのシャシー&ボディには、カーボンファイバーコンポジット素材を使用。トランスミッションはパドルシフト付きの7速デュアルクラッチで、0‐96km/h加速2.5秒以下、最高速322km/hオーバーという世界トップレベルの性能を発揮する。
4輪ダブルウイッシュボーンの足回りには、アクティブサスペンションを導入。ローンチコントロール、トラックアシスタントシステム、カーボンセラミックブレーキ、アクティブエアロなども装備された。
ケプラーモータースは、このモーションを50台ハンドメイド生産し、2011年に発売する計画。新興メーカーのハイブリッドスーパーカーのPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。