プジョーがEVインフラ普及で2社と提携

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プジョーはブリュッセルモーターショーで、電気自動車(EV)のインフラ普及に際し、同国のヴェオリア・グループ、オランダのグリーンホイールズの2社と提携したと発表した。

この提携には、EVの導入を目指す先進的な考えを持ったヨーロッパ20都市も含まれており、プジョーでは一連のプロジェクトをEVA(EV for Advanced Cities)と呼んでいる。

ヴェオリアは水道水の供給などを行う水事業企業として知られているが、当初から公共交通の運行業務も手がけてきており、現在は世界各地にその手を広げている。グリーンホイールズはオランダやドイツでカーシェアリングの運営などを行う会社だ。

プジョーは先週8日に世界同時発信したブランド戦略において、電気自動車を環境対策の柱のひとつとすることを表明。すでに2000台の予約注文を受け付けているという三菱『i-MiEV』のOEM供給車『iOn』、ベンチュリと共同開発した『パートナー』を発売するほか、電動スクーターを復活させるなど、全社レベルで電動化を推し進めていくとアナウンスした。今回の発表はその戦略を補完するものといえるだろう。

そういえばライバルのルノーも、クィックドロップ(電池交換)式EVを提唱する米企業ベタープレイスなどのインフラ構築企業と手を結んでいる。まちづくりとセットでEV導入を考えるところが、都市計画を得意とするフランスらしい。

《森口将之》

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