JAL支援決定日、稲盛氏は海外出張で不在

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13日(撮影=中島みなみ)
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2月1日に日本航空の会長として就任予定の稲盛和夫氏は、19日の支援決定日は海外出張で不在だった。同日夜の会見では企業支援機構の幹部、西松前日航社長らが居並ぶ中、同日夜の会見では京セラ秘書室長がメッセージを代読した。

稲盛氏は鳩山首相をはじめとする強い就任要請を受けた時、「経営の第一線を引いた身であり、航空事業にはまったく素人なので、たいへん迷った」と、当初は迷いがあったことを明かしたが、受諾の決断を次のように考えたという。

「日本航空は日本を代表する企業のひとつであり、置かれた状況は低迷する日本経済を象徴するとも言われており、この再建ができれば日本経済全体によい影響を与えることができる」

また「日本航空の企業内容や経営状況はわかっていないが、事業再生計画を確実に実行すれば再建は可能だと思っている。そのためにこれから事業内容を一生懸命勉強させていただき、日本航空の社員の方々といっしょに再建に全力を尽くしていく」とし、「再建するだけでなく、日本を代表するすばらしい航空会社にしていきたい」と締め括った。

《中島みなみ》

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