GM、オペルのベルギー工場を閉鎖…リストラ推進

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ベルギー・アントワープ工場
ベルギー・アントワープ工場 全 2 枚 拡大写真

GMとオペルは21日、オペルのベルギー・アントワープ工場を、2010年末までに閉鎖すると発表した。

GMの予測によると、2010年の西欧新車市場は、各国の販売支援策が終了する影響で、2009年よりも約150万台下回り、ここ数年は回復が見込めないという。そのため、オペルは英国のボクスホールと合わせて、約20%生産量を削減する必要に迫られている。オペルはGMと協議した結果、ベルギーのアントワープ工場を閉鎖するのが最適との結論に達した。

アントワープ工場は、1925年稼動という伝統ある工場。現在、約2600名を雇用しており、先代『アストラ』が生産車種の主軸だった。オペルのニック・ライリーCEOは、「今回の決定は、オペルとボクスホールの未来のために、やむを得ない選択」とコメントしている。

GMとオペルは、さらなるリストラ策を近日中に公表予定。GMは欧州事業の抜本的改革を目指す。

《森脇稔》

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