【東京オートサロン10】トヨタは若い世代をターゲットに

自動車 ニューモデル モーターショー
GRMN SPORTS HYBRID Concept。走る楽しさとエコを掛け合わせたトヨタの回答のひとつ
GRMN SPORTS HYBRID Concept。走る楽しさとエコを掛け合わせたトヨタの回答のひとつ 全 3 枚 拡大写真

東京オートサロンはいうまでもなくカスタマイズカーを扱っているので、ターゲットは当然若者になるが、例年以上に若い世代を指向していた感があったのが、トヨタだ。スポーツ系のコンセプトカーが複数台見られた。

【画像全3枚】

ただ若者をターゲットにしただけでは今の時代は厳しいので、そこにエコを加えた1台が、『GRMN SPORTS HYBRID Concept』だ。

GRMNとは、GAZOO Racing tuned by MNの略称。GAZOO Racingとは、豊田章男代表取締役社長が副社長時代に立ち上げたプロジェクトで、レクサス『LF-A』プロトタイプでのニュルブルクリンク24時間レースへの挑戦などで知られる。

最後の2文字のMNは、トヨタのテストドライバーのひとりで、その頂点のマイスターである成瀬弘氏を示す。ニュルの周回数や時間は日本でトップクラスを誇り、世界からも一目置かれている存在だ(ニュル24時間にも参戦)。トヨタのスポーツ車の多くの味付けを行ってきた人物としても知られる。

GRMN SPORTS HYBRID Conceptは、そんな成瀬氏が味付けを行ったコンセプトカーの1台で、4WDスポーツハイブリッドシステムを搭載しているのが特徴。

3.3リットル「3MZ-FE」ガソリンエンジンに加え、F&Rともにホイールにモーターを備える。ボディは、全長4195mm×全幅1895mm×全高1170mm、ホイールベースは2535mmで、スポーツカーらしいワイド&ロー。オリジナルのエアロパーツもボディ各所を彩る。そのほか、パドルシフト付きの電気式CVTトランスミッションや4点式シートベルトも装備。走りの楽しさを追求した1台となっている。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  2. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  3. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  4. 日産の新型セダンが「コスパ最強」と話題に! モビショーで公開後「リーフの半額!」「どうして日本では…」など反響続々
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る