スズキが発表した2009年の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年比9.0%減の238万7533台と、11年ぶり前年割れとなったものの、海外生産が健闘し、1ケタのマイナスにとどまった。
国内生産は同25.4%減の90万8302台と2年連続でマイナスとなった。国内向けが減少したため。
国内販売は同8.0%減の62万4723台と4年連続でマイナスとなった。軽自動車はエコカー補助金制度の影響で需要がスモールカーにシフトしているため、前年割れとなった。登録車も10年ぶりに前年割れとなった。
輸出は同50.0%減の19万6438台と2年連続でマイナスとなった。欧米市場向けが落ち込み、輸出台数が半減した。
海外生産はインド、中国で増加し、同5.3%増の147万9231台と過去最高となった。