スバル インプレッサ、コスワースと夢のコラボ

自動車 ニューモデル 新型車
公開された「インプレッサWRX STIコスワース仕様」の画像
公開された「インプレッサWRX STIコスワース仕様」の画像 全 1 枚 拡大写真

スバルの英国法人、スバルUKは11日、コスワースと共同開発した『インプレッサWRX STIコスワース仕様』を、3月に市販すると発表した。

コスワース社は1958年、英国で創業した老舗エンジンメーカー。フォードとの関係が深く、フォード『エスコートコスワース』、『シエラコスワース』などの名車を生み出してきた。フォード以外では、DTM(ドイツツーリングカー選手権)で活躍したメルセデスベンツ『190Eエボリューション』のエンジンを手がけたのも、コスワースだ。

またF1においては、1963年からロータスなど多くのチームへエンジンを供給。2006年にいったんF1から撤退するが、2008年にFIA(国際自動車連盟)からエンジンサプライヤーに認定。2010年シーズンは、ウイリアムズやロータスなどにエンジンを供給している。

そんなコスワースとスバルUKが、コラボレーション。スペシャルワンオフプロジェクトとして、インプレッサWRX STIのコスワース仕様を発売することが決定した。

現時点では、その内容は不明。『インプレッサWRX STI』の2.5リットル水平対向4気筒ターボは、英国仕様の場合、最大出力300ps、最大トルク41.5kgmを発生する。コスワース仕様が、このスペックを上回るのは確実だ。

スバルUKは、ティーザー写真を1枚公表。「STi」の下に配された「コスワース」のエンブレムが、ホットなポテンシャルを予感させる。「2社のハイパワーコラボレーションが、パフォーマンスカーの新基準を打ち立てる」というのが、スバルUKのコメントだ。

インプレッサWRX STIコスワース仕様は、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで初公開。3月に少量が発売される予定だ。エンジンチューニングで豊富なノウハウを持つコスワースが、インプレッサをどう仕上げてくるか、注目したい。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. 「カッコ良すぎ」黒い三菱『アウトランダーPHEV』にSNSも注目! 価格については「気絶しそう」の声も
  3. 北米三菱自動車、製造物責任訴訟の控訴審で逆転勝訴…一審判決を破棄差戻し
  4. スズキは『モンスターハンター』とコラボ!『ジムニーノマド』&『DR-Z4S』カスタムほか、計9台を出展…東京オートサロン2026
  5. “間違いなく正解”、新型『RAV4』に注目が集まる…12月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る