自動車学校とカーシェアリングが提携…“カーカツ”のススメ

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調布自動車学校(本社:東京都調布市)とオリックス自動車は9日、オリックスカーシェアリングで提携したと発表した。

10日より、調布自動車学校の敷地内に2台のカーシェアリング車両を設置するとともに、カーシェアリングの認知度の向上を図るため、自動車学校や隣接する商業施設内において、携帯サイトを活用した「車活(カーカツ)のススメ」プロモーションを実施する。

近年、首都圏では交通網の発達に加えて、景気低迷や少子化などの影響により、自動車教習所への入学者数は毎年3%程度ずつ減少している(東京指定自動車教習所協会)。いっぽうカーシェアリングは、短時間の利用から使った分だけ利用料を払うという新しい車の利用の仕方として注目を集めている。

調布自動車学校では入学者の約8割を近隣の学生が占め、周辺住民も数多く入校している。自動車学校として、免許を取得した人に車を運転する機会を創出したいと考え、手軽に車を利用できるカーシェアリングの導入に至った。

今回、調布自動車学校では、敷地内の駐車場にカーシェアリングステーションを設置し、カーシェアリング車両を2台(ホンダ『フィット』、マツダ『デミオ』)配備した。デミオには、利用後のカーナビゲーション画面に走行時の燃費とCO2排出量が表示され、安全運転や環境負荷低減の啓発に繋がる「エコドライブ度」を5段階で評価する機能が搭載されている。

「車活のススメ」プロモーションでは、専用の携帯サイトを立ち上げ、6話で構成する漫画でカーシェアリングを活用する身近なシーンを紹介する。また、同サイトからカーシェアリング会員の登録をした人は、特典としてカーシェアリング利用登録料が半額になるほか、調布スポーツセンター(ボウリング場)、調布新橋亭(中国料理)で利用可能なクーポン券を進呈する。

《高木啓》

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