【三洋ゴリラ2010モデル】増えた容量のほとんどは地図データ

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
三洋電機『ゴリラ』
三洋電機『ゴリラ』 全 6 枚 拡大写真
三洋電機の『ゴリラ』は、PNDとしては最大となる16GB容量のSSDを搭載した。2009年モデルは8GB容量だったため、単純な計算でも容量は2倍となっている。そして増加した容量の大半は地図データに使われている。

全16GBのうち、地図データ収納用として使われているのは約14GB。DVDナビのメディア容量は最大でも約9GBだったので、2010年モデルのゴリラはPNDでありながら、これを大幅に上回ったこととなる。

地図データ増量の効果がはっきりとわかるのは郊外や山間部を表示したときだ。従来モデルでは「そこに道がある」というのはわかったとしても「道幅まではわからない」という状態だった。2010年モデルでは道幅までフォローしており、進入可否の判断がつきやすくなった。

大都市圏において、従来は2段階だった詳細市街図のスケールを2010年モデルでは4段階としている。フルナビでは50mから下が詳細地図となるものが多いが、従来のゴリラでは25mと12mしか対応していなかった。

ゴリラ2010年モデルでは50m・25m・12m・5mとなり、建物の形状も確認しやすくなっており、正確な名称や住所がわからない場所であっても、地図を見ながらピンポイントで目的地として設定できる可能性が以前よりも高くなっている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ルノー日産三菱、仏ドゥエー工場でEV共同プロジェクト推進…次期『エクリプス クロス』開発・生産へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る