ダイハツ箕浦社長「スピードを上げてコスト構造改革を」

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箕浦現社長
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ダイハツ工業は27日、2010年3月期決算の会見を行った。そのなかで、箕浦輝幸社長は前期の業績について「これまで強化に努めてきた海外事業について、徐々に成果が出るようになり、業績の低下に歯止めをかけることができた」と評価した。

主力のインドネシア市場では、現地生産車『セニア』が好調に推移し、自動車ローン低金利キャンペーンなどの販売施策も奏功し、販売台数が前年度実績を上回るようになった。また、マレーシア市場では販売好調な『マイヴィ』『ビバ』に加え、2009年11月に新型小型乗用車『アルザ』の発売によって、4年連続販売台数トップを維持している。

このように、箕浦社長は海外事業について一定の評価をしているわけだが、全体の収益レベルについては「満足のいく水準ではない」と述べ、「軽自動車で事業が成立する経営基盤の確立を目指して、スピードを上げてコスト構造改革を進めていく必要がある」と強調。横に座る伊奈功一次期社長にそのことを託した。

《山田清志》

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