ピレリ、20年ぶりGPレースにタイヤ供給…F1も視野

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ピレリは5月7日から9日に開催されたGP3でGPレースへのタイヤ供給に復帰
ピレリは5月7日から9日に開催されたGP3でGPレースへのタイヤ供給に復帰 全 2 枚 拡大写真

ピレリは、今期からスタートしたGP3カテゴリーへのコントロールタイヤサプライヤー契約を締結、5月7日から9日にかけてスペイン・カタルーニャサーキットで開催されたGP3第1戦、第2戦よりタイヤ供給を開始した。同社のグランプリレースへのタイヤ供給は、1991年のF1参戦以来約20年ぶり。

GP3は、F1への足がかりとされるGP2の直下のカテゴリーとして発足。全9戦中8戦がF1の前座レースとして開催される。今回はF1スペイングランプリと同時開催となった。ピレリは新たに開発した13インチのコントロールタイヤ「Pゼロ」を供給する。

第1戦を制したのはノルウェー人ドライバー、パル・バーホーグ(Jenzer Motorsport)。第2戦はアメリカのアレクサンダー・ロッシ(ART)が優勝を飾った。ピレリのレーシングマネージャー、マリオ・イソラ氏は「今後、状況を見ながらGP3オーガナイザーとチームと協議してタイヤを改善していく。スタートとして、タイヤは完璧に性能を発揮した」と語っている。

ピレリは2011年からのF1へのタイヤ供給も視野に入れており、正式にFIAへ入札を行ったことも明らかにしている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  2. 日産『キャシュカイ』改良新型...日本のテイストを取り入れたデザインに[詳細画像]
  3. 初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
  4. 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】走行レンジは900km!他のモデルでは叶えられない「面白い選択肢」…河村康彦
  5. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  6. 「アルファード」フォロワー続々! 北京モーターショーで見た「衝撃の高級ミニバン」10選
  7. 世界最高峰の装甲性能、新型SUV『アーセナル』間もなく発表へ…ティザー
  8. ポルシェの売上高と営業利益、過去最高を達成 2023年通期決算
  9. ランチア『イプシロン』、新型は電動プレミアム5ドアに…生産開始
  10. ルノーが小型SUV『シンビオズ』発表…「E-TECHハイブリッド」搭載
ランキングをもっと見る