【プジョー 3008 日本発表】飛行機のコクピットから連想したインテリア

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3008
3008 全 10 枚 拡大写真

プジョー初のクロスオーバービークルである『3008』。インテリアについて、プジョー・シトロエン・ジャポン、マーケティング部商品企画グループマネージャー、関博幸さんは「運転席はアイポイントが高く、また、フロントウインドウスクリーンが非常に大きいため視界がとても広くなっています」という。

[スケッチ3点、写真7点]

後席については、「この広いスペースを5人乗りに割り切っているので居住性と快適性が一層高められているのです」とモノスペースの要素を取り入れた室内の広さを強調する。

また、「機能性に特化したインストや、スイッチを上下に移動させるトグルスイッチなどは航空機をイメージしてデザインされています」という。

では、なぜ、飛行機のコックピットなのか。PSA プジョーシトロエン、センタースタイルプジョーのトマ・フルニエ氏が、操作系をドライバーが使いやすい場所にまとめて配置することを目的にしたからだ。「パイロットというのは座ったままで全ての操作が出来、それによって安全性やフライトの質が保てるのです。それをクルマで表現したかった」という。

「あくまでもドライバーが中心です。クルマの中には家族も乗るが、まず中心はドライバーなのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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