東洋ゴム、タイヤの外観を自動検査するシステムを開発

自動車 ビジネス 企業動向

東洋ゴム工業は10日、中京大学、日本機材、シャープマニュファクチュアリングシステムと共同で、タイヤ内側の微小な欠陥まで自動検出する「タイヤ外観自動検査システム」を開発したと発表した。

現在、生産された自動車タイヤの製品外観検査は、検査員が目視で検査している。しかし、タイヤの内側などは、検査員の目が届きにくく、欠陥を見落とすケースもあるとしている。

今回の共同開発したシステムは、照明環境と画像処理システムを工夫することで従来困難だった天然ゴムによる微妙な色差や質感差などのタイヤ特有の自動検査で困難だった課題を解決し、タイヤ内側の検査員の目の届きにくい微小な欠陥を検出する。

東洋ゴムは、今回の技術を活用したタイヤ外観自動検査システムを既に実用化しており、今年度中に国内外のタイヤ生産工場への展開する予定。検査工程の自動化技術の導入により、生産地域に関係なく高品質な製品を供給していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 車のバッテリー復活・延命テク完全ガイド! 補充電とケミカルでここまで変わる~Weeklyメンテナンス~
  3. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  4. ハーレーダビッドソンが8車種にリコール…バランスが取れなくなり転倒するおそれ
  5. アウディ2026年モデル、ハード・ソフト両面で大幅アップデート…新ドライブモードや先進のドライバーアシスト機能搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る