東洋ゴム、タイヤの外観を自動検査するシステムを開発

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東洋ゴム工業は10日、中京大学、日本機材、シャープマニュファクチュアリングシステムと共同で、タイヤ内側の微小な欠陥まで自動検出する「タイヤ外観自動検査システム」を開発したと発表した。

現在、生産された自動車タイヤの製品外観検査は、検査員が目視で検査している。しかし、タイヤの内側などは、検査員の目が届きにくく、欠陥を見落とすケースもあるとしている。

今回の共同開発したシステムは、照明環境と画像処理システムを工夫することで従来困難だった天然ゴムによる微妙な色差や質感差などのタイヤ特有の自動検査で困難だった課題を解決し、タイヤ内側の検査員の目の届きにくい微小な欠陥を検出する。

東洋ゴムは、今回の技術を活用したタイヤ外観自動検査システムを既に実用化しており、今年度中に国内外のタイヤ生産工場への展開する予定。検査工程の自動化技術の導入により、生産地域に関係なく高品質な製品を供給していく。

《レスポンス編集部》

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