免許取消し処分が34%増…改正道交法施行1年

自動車 社会 行政

警察庁のまとめによると、昨年6月に施行された改正道交法で悪質違反や飲酒運転に対する行政処分が強化された結果、運転免許取消し処分の件数が、施行後1年間で施行前に比べ34%増えて4万1179件となったことが分かった。

とくに、欠格期間(取消しを受けた後、免許試験を受けることができるようになるまでの期間)が2年となる取消し処分件数は施行前1年間は7539件だったが、施行後1年間で1万9946件へと1.65倍に増えた。同庁では、酒気帯び運転(呼気1リットル中0.25mg上)が免許停止処分から免許取消し処分に強化されたことなどによると分析している。

改正法では、欠格期間の上限がそれまでの5年から10年に引き上げられ、悪質違反の厳罰化が図られたが、新設された欠格期間6年~10年の取消し処分件数は1年間で472件となり、違反別ではひき逃げ(救護義務違反)が383件と8割を占めた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る