コスモ石油は、スリーエフとエナジーグリーンと共同で、横浜市にあるスリーエフの2店舗に電気自動車(EV)向けの200V充電器を設置し、グリーン電力証書を活用した充電サービス「グリーン充電サービス」を7月23日から開始する。
充電器を設置するのはスリーエフの都筑大棚店と都筑勝田橋店。スリーエフは神奈川県内の営業車の一部にEVを導入しており、これに加えてコスモEV会員、同店舗に来店する一般ユーザーに向けて充電サービスを提供する。
利用量は無料だが、利用するにはコスモ石油が発行するコスモEV会員カードが必要。カードが無い場合でも充電器のあるスリーエフでカードを貸し出す。
グリーン充電サービスは、コスモ石油系列のサービスステーションに設置した太陽光発電システムから発電して生じた環境付加価値を、エナジーグリーン社がグリーン電力証書として発行、スリーエフが充電した電力量と同量の証書を購入する。利用者はこの充電器を利用する事で、EVを100%クリーンなグリーン電力で充電することになる。
コスモ石油では、自然エネルギー発電設備で発電した電力をグリーン電力証書を活用してEVの充電に活用する取り組みを試験的に実施することで、自動車から排出されるCO2削減に貢献していく仕組みを構築する上での検討材料にする方針。
充電サービスは2011年6月30日まで実施する。