スペイン王妃、世界で初めてプジョーの新型EVに乗る

エコカー EV
iOn(資料画像)
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スペインのソフィア王妃は13日、滞在先のマヨルカ島パルマで、プジョーの新型電気自動車『アイオン』(iOn)をドライブした。同車が社外の人間によって公道を走るのはこれが初めてとのことで、王妃はiOnのステアリングを握った世界で最初のドライバーになった。

プジョーはEV関して豊富なキャリアを持つブランドで、コンパクトカー『106』をベースとしたモデルを1995年から2003年にかけて生産した経験を持つ。三菱『i-MiEV』のOEMモデルであるiOnは、その歴史を引き継ぐ新世代モデルとしても位置づけられており、ヨーロッパでは今年末から販売される。

全長は3.48mと、フロントマスクが違う関係でi-MiEVより少し長い。また満充電での走行可能距離は150kmとされており、充電時間は一般家庭向け220Vを使った場合約6時間と、スペックにはやや違いが見られる。ただし急速充電器を使えば30分で80%の充電が可能な点や、64psの最高出力は共通になっている。

販売方法は日本同様リース方式をとる予定で、毎月の支払い金額は500ユーロ以下になるとのこと。なお今回ソフィア王妃がドライブした車両は、プジョー・スペインによって用意されたものだという。

《森口将之》

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