靭・SHINARI…マツダ、新デザインコンセプト発表

自動車 ニューモデル 新型車
SHINARI
SHINARI 全 12 枚 拡大写真

マツダは9月3日、新しいデザインテーマとなる「魂動(こどう)- ソウル・オブ・モーション」と、これを体現したデザインコンセプトカー『靭』(SHINARI)を発表した。

マツダは50年前に初の乗用車『R360クーペ』を発売してから、「動き」をもとにした見る人と乗る人をワクワクさせるデザインの提供を目指してきた。最近では自然界の動きをデザインとして表現した「流」(NAGARE)コンセプトカーシリーズや新型『プレマシー』で動きのデザインを進化させてきた。

今回、さらにこれを進化させ、生物が見せる一瞬の動きの強さ、美しさや緊張感に注目、「見る人の魂を揺さぶる、心をときめかせる動き」として魂動(こどう)と名づけた。この魂動を今後のマツダ車のデザインテーマとして、強い生命感と速さを感じる動きを表現していく。

靭(SHINARI)は、新しいデザインテーマの魂動を伸びやかなフォルムで純粋に表現した4ドア4シータースポーツクーペの純粋なデザインコンセプトカー。マツダの将来の商品に反映できるデザイン要素を織り込んだ魂動のデザインの試みの第1弾となる。

「しなり」は、鋼や竹のように強い張りを持ったものをねじったり曲げたりした時に、それらが強い反発力をためながらしなやかにたわむ様子や、人や生き物が速い「動き」を生み出すために体をしなやかに変化させる姿をイメージしている。

全身に力を張り巡らせ、今にも飛び出そうとするかのようなフォルムで、ボディの軸となる強靭な骨格、ためた力を一気に解き放つ瞬発力、美しくしなやかな「動き」のつながりを表現したとしている。

マツダ独自のプロミネントフェンダーは、ボディサイドの「動き」をスポーティに際立たせ、これまでよりさらに立体的に造形されたフロントグリルとともにマツダブランドを主張する。フロントグリルを起点にした力強い「動き」はボンネット、フェンダー、ヘッドランプ、バンパーへとつながり、特にグリルからヘッドランプにつながるアルミ素材のフローティングバーはより立体的なスピード感を増幅する。

インテリアでは、ドライバーが運転に集中できるコクピットと開放感を与えた助手席とそれぞれに適した空間をデザインした。また、ヒューマン・マシン・インターフェースの面では「ビジネス」、「プレジャー」、「スポーツ」の3つのモードを自在に切り替えて状況に応じた走りを楽しむことができるコクピットデザインを提案する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  3. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る