ベルギーGP(8月29日)ではジェンソン・バトンに激突した上にタイヤもバーストさせて、ポイント圏外に終わったレッドブルのセバスチャン・ベッテル。チャンピオンシップリーダーのルイス・ハミルトンからは31ポイント差を付けられたベッテルだが、初タイトル獲得への野望は衰えないようだ。
「僕らの実力は分かっている。そしてタイトルを獲るのは、僕だ! ポールポジションを一番多く獲得してきたドライバーなら、当然そう思うんじゃないかな」
「13戦全てがスムーズに戦えたわけではないが、まだ差は31ポイント。スピードを維持することができれば、すぐに追いつけると思うよ」
非難を浴びたベルギーGPでの失敗については、「そういう体験を乗り越えて、より良いドライバーになれるんだ。僕は次の朝がくれば、過去を過去のものとし、前を向ける人間なんだよ」と語っている。