【国際物流展10】双日のインド物流事業に問い合わせ殺到

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双日は14日、「国際物流総合展2010」でインド最大手の物流会社のアルシアと進めるFTWZ(物流加工保税区)についてのセミナーを開催した。会場は昨今のインドブームを反映してか、満席の状態だった。

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同社のムンバイ支店関係者によると、FTWZを活用すれば、輸入手続きの簡素化・迅速化をはじめ、貨物の長期保税保管、税制の優遇など大きなメリットがあるという。例えば、一般保税倉庫だと、保証金が輸入関税額の2倍かかるが、FTWZだと無料。また保管期間についても、通常3カ月のところが2年間。さらに、金利も一般保税倉庫が3か月以降から輸入関税に対して15%発生するのに対し、FTWZは全くかからない。

「インドでは1回の輸入につき、平均25~30%の高額な輸入関税をかけられ、しかも輸入時に一度に輸入関税を支払わなければならない。それが、FTWZを活用すると、保税状態から貨物を必要時に必要数量のみの輸入通関と関税支払いが可能となり、一度に全量分の輸入関税支払いを避けることができ、運転資金の大幅なセーブが可能となります」とムンバイ支店関係者は説明する。

通関所要日数についても、通常輸入申告では4~7日、輸出申告では3~5日かかるが、それが輸入で1~2日、輸出で1日しかかからない。しかも、24時間・365日通関手続きが可能とのことだ。

そんなこともあり、セミナーが終わると、多くの来場者が双日のブースを訪れ、詳しい話を聞いていた。「アルシアと提携し、インドで物流事業を始めると発表してから、日本企業からの問い合わせや相談が非常に多くなっている」と同社関係者。同社ではアルシアと共同で5年後に約1200億円の売り上げを目指している。

《山田清志》

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