東芝、EVの航続距離を伸ばす高容量二次電池を開発

エコカー EV
60Ah SCiBセル
60Ah SCiBセル 全 1 枚 拡大写真

東芝は、電気自動車(EV)向けや太陽光発電などの蓄電システム(定置用)向けにセルの容量を60Ahに高めた二次電池「SCiB」を開発した。今年度中に供給する予定。

今回開発したセルは、新材料の採用と充填技術の開発により、急速充電性能、長寿命、低温特性など、二次電池としてのSCiBの特性は維持しながら、体積エネルギー密度を従来比約1.3倍の約230~270Wh/Lに高めることで、高容量化を実現した。

セルの高容量化で、太陽光発電所やスマートグリッドなどで利用される大規模蓄電システムへの適用、EVの航続距離の延長に貢献する。

今回開発した高容量セルは、自動車向けに供給するのに加え、東芝グループの社会インフラ事業である電力貯蔵、太陽光発電、交通、産業分野などにシナジー効果を生かして展開していく方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  2. 初代『セリカ』が創刊号、全長20cmの1/18スケール国産名車コレクション…アシェットが2026年1月発売
  3. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  4. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
  5. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る