グーグルが開発中のロボットカー。そのデモ走行の映像が12日、動画共有サイトで公開された。
このロボットカーは、先代トヨタ『プリウス』をベースに開発。最新鋭のカメラやレーダーが採用され、車両周囲の交通状況や歩行者、障害物などを検知。例えば、前方に横断中の歩行者がいる場合、自動的にブレーキをかけて停止する。
また、ロボットカーには詳細な地図データを搭載。この地図データに加えて、ロボットカーが集めた情報をグーグルのデータセンターが高速処理し、自律走行ルートが決められる。グーグルによると、ロボットカーの開発は、交通事故で死亡する人を減らすのが狙いだという。
グーグルのエリック・シュミットCEOは9月29日、サンフランシスコで開催したイベントで講演し、「車は自動運転が望ましい」とする自らの考えを表明。今回のロボットカーの開発は、同CEOの考えに一致する。
米メディア、ABCニュースはグーグルのロボットカーに同乗試乗。その映像を動画共有サイトで公開している。