与えられてない触覚を疑似体感…早稲田大学

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触運動錯覚呈示システム 触運動錯覚呈示システム
触運動錯覚呈示システム 触運動錯覚呈示システム 全 2 枚 拡大写真

 早稲田大学の研究チームは、触運動錯覚呈示システムのデモを行っていた。

 これは3D映像と触覚を組み合わせることで、現実には与えられてない触運動の錯覚を体験することができるというもの。

 体験者は3Dの映像を通して自分の手の甲がペンでなぞられているのを観察。その後ペンの動きを停止し、今度はペンと同じ動きをするポインタ(光)で手の甲をなぞってみる。すると、まるでペンでなぞられているかのような錯覚を起こす。筆者は実際に体験してみたが、ポインタが動くにしたがって、なんとも言えないモヤモヤとした感覚が手の甲に残った。

 スタッフによると疑似触覚だそうだが、将来の可能性について次のように話している。「まだ応用はされていなが、普通の触覚とは違う感じが伝わってくるもの。今までにない新たな新感覚としてゲームなどに応用しているのではないか?ナビゲーションでも、触覚に引っ張られて道案内されるようなアプリケーションも作れるのでは?と考えている」。

【デジタルコンテンツEXPO 2010】現実に与えられてない触覚を疑似体感……早稲田大学が触運動錯覚呈示システム

《RBB TODAY@RBBTODAY》

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