クライスラーのセダン、『300』(日本名:『300C』)。同車にダッジ『バイパー』用8.4リットルV10を移植したデモカーの映像が15日、動画共有サイトで公開された。
このデモカーで注目すべきは、チューニングショップではなく、クライスラーのダッジ部門自らが、このカスタムを行ったという点。ダッジは「300CにバイパーのV10を載せたら、どうなるか」をテーマに、実際に300Cにバイパー用エンジンを換装している。
バイパー用の8.4リットルV型10気筒ガソリンは、最大出力600ps、最大トルク74.5kgmを発生。バイパーの場合、0-96km/h加速4秒以下、最高速325km/hと世界トップクラスの性能を誇る。
ダッジはこの300Cを、11月に米国で開催されるカスタムカーの一大祭典、SEMAショーに出品すると見られる。迫力のエグゾースト音と加速性能が印象的な映像は、動画共有サイトで見ることができる。