3回目となるCoppa di Tokyoが去る23日、昨年に引き続き東京汐留のイタリア街で開催された。COPPA GIAPONE2010の最終戦となる東京は、88台のエントリーがあり、クラシックカーがイタリア街を埋め尽くした。主催はコッパディ東京実行委員会。
イタリア街はイタリアの街並みを再現するだけではなく、その街の運営自体に、イタリアの市民都市国家コムーネの精神を取り入れているところに意義があるという。また、その街の中心に広場があることから、この広場にクラシックカーを並べられたらこれ以上の舞台はないのではないかというのが、この街で開催され始めた経緯だと主催者はいう。
参加車両を見ると、特に今年はアルファロメオ100周年を記念し、アルファロメオをフューチャーしたこともあり、20台近いアルファロメオを見ることが出来た。特に戦前の『6C2300』やエレガントなボディをまとった『2600ツーリングスパイダー』は注目を集めていた。
このイベントは1dayのため、60kmほど都内をツーリングした後の表彰式まで若干時間出来る。そこで、「コンコルソ・デレガンツァ」を催し、人気投票をすることで、じっくりと参加車を見る時間を作るなど、楽しませる工夫が凝らされていた。
主催者によると来年も同様11月23日の勤労感謝の日に開催される予定だという。また、COPPA GIAPONE2011の初戦は「Coppa di Suzuka」として1月15〜16日に鈴鹿サーキットで開催される。