【ジュネーブモーターショー11】アストンマーチン ヴィラージュ 新型でラインナップ拡大

自動車 ニューモデル モーターショー
アストンマーチン ヴィラージュ
アストンマーチン ヴィラージュ 全 11 枚 拡大写真
アストンマーチンは22日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、新型『ヴィラージュ』(VIRAGE)を初公開すると発表した。

ヴィラージュは1989年に登場した同社の大型スポーツカー。1993年に高性能バージョンが『ヴァンテージ』のネーミングで追加されると、1996年に標準モデルも『アストンマーチンV8』に車名を変更し、ヴィラージュの名前は消滅している。

今回、復活を果たした新型ヴィラージュは、『DB9』と『DBS』の間を埋めるモデルの位置づけ。ボディタイプは、2ドアクーペと2ドアコンバーチブルの『ヴォランテ』の2種類を用意している。

フロントミッドに積まれるエンジンは、DB9用の6.0リットルV型12気筒ガソリンをパワーアップしたユニット。最大出力は497ps、最大トルクは58.1kgmを引き出す。トランスミッションは6速ATの「タッチトロニック2」。前後重量配分は50対50と理想的だ。

シャシーは、すでに7年の実績を持つアルミ製VHプラットホームを採用。新開発のADS(アダプティブ・ダンピング・システム)は、路面状況に合わせて、ノーマルとスポーツ、ぞれぞれ5種類のモードが切り替えられる。カーボンセラミックブレーキも標準装備される。

新型ヴィラージュは世界41か国、132のディーラーネットワークで受注を開始。同社のウルリッヒ・ベッツCEOは、「新型ヴィラージュはあらゆる面で期待を超える車。完璧なバランスを備えた車だ」と自信をのぞかせている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る