ヒュンダイグループのキアは、ソウルモーターショーで「エコ&スマート」をキーワードにブースを展開した。これまで数々のショーで発表されたEVコンセプトとともに、今回新たに小型クロスオーバーEVのコンセプト『naimo』が世界初公開となった。
naimoは使い勝手の良さを特徴とするEVで、スクエアなフォルムとSUV的な走りを予感させる車高とブラック塗装のフェンダーが見どころだ。日産の『ジューク』と『キューブ』を足して2で割ったようなインパクトのあるデザインとした。特徴的なグリーンのボディカラーは、青磁をイメージした。
ボディサイズは全長3890mm×全幅1844mm×全高1589mmとかなりコンパクト。ホイールベースを2647mmと長く取ることで居住性を高めた。ドアは両側とも観音開き。内装はシンプルながら未来感のあるデザインを実現した。
インパネまわりはステアリングと操作系をまとめた液晶モニターのみ。メーターは全てフロントウィンドウに投影するポップアップ式とした。ドアトリムや床面にナチュラルウッドを用い、エコフレンドリーであることを主張する。
パワートレーンは、27kWhのリチウムイオン電池を搭載し、最高出力80kWを発生する。満充電時の航続距離は200kmを実現するという。