ベントレーモーターズジャパンは、ベントレー『コンチネンタルGT』をフルモデルチェンジし、6月以降デリバリーを開始すると発表した。インテリアの大きな特徴のひとつは、ドライバーの目の前に広がるインストルメントパネルだろう。
全体の造形モチーフはベントレーのエンブレム、“ウイングドB”から用いられている。ベントレーモーターズ、ヘッド・オブ・インテリアのロビン・ペイジさんは、「新型をデザインするにあたり、早い段階からこの左右対称のインパネの構想がありました」という。ドライバーと助手席の前で同じ造形にすることで、2人に同じ経験をしてほしいということなのだ。
もうひとつ理由があり、それは「左右対称にすることで生産コストを節約でき、浮いたコストをもっといろいろな贅沢なところに使いたいということが実はあったのです」と話す。
「何かひとつテーマがあると、そのテーマを他の何かに結び付けたいという考えが自分の中にありました。この“ウイングドB”を何度も描きながら、徐々にシンプルなラインとなり、非常にすっきりしたインストルメントパネルが誕生したのです」